認知症や精神疾患をお持ちの方を支えるご家族は、日々たくさんの不安や迷いを抱えています。
「誰に相談すればいいのかわからない」
「主治医に聞きたいことがあるけれど、診察時間が短くて伝えきれない」
こうした思いを一人で抱えていませんか?
当院では、そのようなご家族に寄り添い、安心してご相談いただける窓口を設けています。
診察時に伝えやすくする方法
診察の時間は限られており、その場で思っていたことをすべて伝えるのは難しいものです。
次のような方法を取ることで、主治医にしっかり状況を伝えることができます。
- 聞きたいことや伝えたいことをメモにまとめて渡す
- ご本人の日常生活の様子や介護サービスの利用状況を、ケアマネジャーや介護スタッフを通して主治医に共有してもらう
こうした方法を使うことで、短い診察時間でも必要な情報を正確に伝えることができます。
専門機関に相談するという選択
かかりつけの先生が認知症や精神疾患を専門としていない場合は、専門医療機関へ相談することが大切です。当院には認知症疾患医療センター、医療福祉相談室があります。
地域での支援窓口
京都府以外にお住まいの方も、それぞれの地域に相談できる窓口があります。
- 認知症疾患医療センター(専門医療機関)
- 地域包括支援センター(高齢者の生活・介護相談窓口)
- ケアマネジャー(介護サービスを利用している方の相談窓口)
まずは、身近な専門家に声をかけてみること から始めてみてください。
当院にご相談ください
認知症と向き合う生活は、ご本人だけでなくご家族にとっても大きな負担になります。
一人で抱え込まず、どうぞ当院にご相談ください。
「ちょっと聞いてみたい」「こんなこと相談してもいいのかな」
そう思われた時こそ、ぜひご連絡ください。
当院は、ご本人とご家族が安心して暮らしていけるよう、医療・介護・福祉の専門家と一緒にサポートいたします。
ご相談窓口
認知症に関するご相談は、医療福祉相談室で承っています。
小さなことでもかまいません。お気軽にご連絡ください。
- 受付時間: 9:30〜16:00
- 月曜日~土曜日(祝日・年末年始除く)
- 音声ガイダンス「1」をお選びください